にわのえにっき

日常のこと、お知らせなど

あけましておめでとうございます。

2022年あけましておめでとうございます。……2022年!?(驚き) 毎年時の流れの早さに驚いています。

今年は年始に友人と占いに行ってみたのですが、チャレンジの年だそうです。はて……チャレンジとは……? 石橋をたたいて壊すタイプなのでそういうのは苦手なんですが……まあできる範囲で頑張りますわ。ちゃんとお年賀絵も描きました。えらい!

おみくじも大吉でした。いい年になるといいなあ~がんばれ明日の私(他力本願)

読書日記

最近は久しぶりに読書を再開して、楽しいなあという感じです。

面白かった本を簡単に書いておく。

 

ティーブン•キング『シャイニング』

あまり読んだことのなかったキング。中毒性があって、いっきに好きな作家になってしまった。以前『デスぺレーション』を読んだ時はそれほど琴線に触れなかったのだが、理由は登場人物が多すぎたからかなと思う。主要登場人物が3人なので、彼の心理描写の良さがよくわかる名作。

京極夏彦姑獲鳥の夏

ど定番なのに読んだことがなかった。中毒性高し。キャラのかけあいの妙がうまくて、何度も笑ってしまった。独特の世界観がすでに確立されてて、こりゃあ一躍人気になるわねと思った。この時期は多重人格ものが流行っていたんですかね。

ダニエル•キイス『アルジャーノンに花束を

大学の頃読もうとして読まなかった本。読んだ後しばらくダメージが強く、人間の愚かさにおちこむ。救いのない展開に、作者のメッセージがこめられている気がした。

吉田修一『国宝』

アウトローのイメージが強くて、メンタルがやられていた時期は手を出せなかった作家さん。冒頭から衝撃的で、一気読み。語り口が斬新。歌舞伎を知らない私でも見たくなったくらい、よく調べられてるし、作者の愛があふれている。ラストも美しかった。『落語心中』と比べても面白い。

恩田陸蜜蜂と遠雷

久しぶりに読む恩田さん。群像劇の作家さんだと改めて思わされる。音楽の多彩な表現と、誰が賞を取るんだろう?という展開を楽しませていただきました。

小松左京『石』

ひと世代前の作家さんをあまり読んでいないということで、横溝正史とともに読む。ホラーの短編集。短編のよさが全部つまってる。どれをとっても展開が予想を超えていく、作者の知識量と発想力が楽しめた。ホラーって趣味が悪い。そこがよい。

 

昭和後期の作家を開拓中。学生時代は読めなかった海外翻訳の本が、いつしか読めるようになっていたので、来年は海外の本ももっと読みたい。読書日記をもっとしっかりつけたいのだけれど、小説の面白さを伝えるのって難しい。

 

2021年の終わり

2021年が終わろうとしております。早いものです。

今年の総括

①会社を辞めた

今年一番頑張ったこと。毎日残業の生活により心身ともに衰弱していたので、無事に辞められてよかった。退職するまでに1年近くかかったけど(※引き継ぎをしても、過酷な労働環境により人が辞めるため)。

②小説を書いた

漫画を描かなくなって五年、なぜか小説が完成した。お話の萌芽は育っているけれど、自分はいったい何を表現したいのか?ということを改めて考えられた一年となった。来年も小説は続けたいのだけれど、完成するまで人に見せないタイプなので、ネットで投稿するのは向いてないかもなと思った。

③3年ぶりにイベント参加

久々に同人活動もした。が、年齢のせいなのかこの数年引きこもっていたせいなのか、昔よりも疲れるようになってしまった。あと新刊ができなかったのも反省点。

④絵が描けなかった

小説に創作活動のウェイトが移動した結果、絵が描けなかった。あと数年前からだんだんと興味が変化していて、描きたいと思うモチーフも迷走している感覚がある。小説同様、自分が表現したいものを模索する時期なのかもしれない。